ふくろう先生2月14日読了時間: 1分ヒラタケか?森に生えているアラカシの樹皮をシカが傷つけるため、材木部分が見えている木があります。そこに平たいキノコが重なってニョキニョキと生えています。匂いは、シイタケのような良い感じです。 図鑑で調べたら、ヒラタケのようです。寒い時期に生えるので寒茸(カンタケ)とも呼ばれ、食用になり...
ふくろう先生1月22日読了時間: 1分早くもアカガエルが産卵この冬は暖かい日が続いているので、早くもニホンアカガエルが産卵していました。昨年は2月19日に産卵を確認したので、一か月も早いです。 一番下にある池に4卵塊、その上の段にあるヤナギの下の池に1卵塊がありました。昨晩産みつけられた卵塊と少し時間が経った卵塊があります。...
ふくろう先生2023年12月24日読了時間: 1分ウスズミカレハこの冬一番の寒波が去ったほしはらですが、日が暮れると気温は2度まで下がりました。雪が残るがっこうの玄関に2センチほどの蛾が来て、羽根をふるわせています。 12月下旬の厳冬期に現れるウスズミカレハです。幼虫は、コナラやサクラなどいろいろな広葉樹の葉を食べます。...
ふくろう先生2023年12月10日読了時間: 1分モズのはやにえおいしい学校にやってきた子どもたちが、桜の枝にイナゴが突き刺さっているのを見つけてくれました。他にもないかと探したら、なつめや桜の枝に、カマキリやカマドウマが刺してありました。 モズは、バッタやカマキリ、カエル、トカゲなどを枝に刺して、冬の保存食にしています。...
ふくろう先生2023年11月26日読了時間: 1分葉っぱに虫こぶクヌギの落ち葉に丸い玉のようなものが付いている!と、森づくりカフェの参加者が持ってきてくれました。 先端がへこんでいるので、クヌギハケタマバチというハチが作るクヌギハケタマフシという虫こぶです。 中には成虫が1匹いて、春に虫こぶから出てきてクヌギの雄花に産卵します。すると、...
ふくろう先生2023年11月15日読了時間: 1分ケンポナシ星空デッキの竹やぶにケンポナシがありました。シカ避け柵の設置作業をしていて、高さ5mくらいの木の枝先に果実が実っていたので気がつきました。 ケンポナシの実は、種の柄の部分かふくらんでいて食べられます。ナシの味がしますが、ウメモドキのなかまです。 (2023.11.15)
ふくろう先生2023年11月10日読了時間: 1分リンドウが咲いていました!シゲさんが、ほしはらの休耕田で見つけてくれました。ススキとササの間にひっそりと3株くらい生えています。 リンドウは、耕作地が荒廃して草丈が高くなり、なかなか出会えなくなった里山の代表的な秋の花です。 大事に育てて増やしていきたいですね。 (2023.11.9)
ふくろう先生2023年11月5日読了時間: 1分森のカタツムリ晩秋の森で、アサヒ君とジョウタロウ君がクワガタムシを探して倒木をひっくり返したら、1センチほどのカタツムリがいました。左の丸いのはコウベマイマイ、右の細長いのはキセルガイのなかまです。 森では大きなヤマナメクジに出会うことが多いのですが、ほかにもいろいろなカタツムリがすんで...
ふくろう先生2023年10月29日読了時間: 1分コシボソヤンマ「校舎にヤンマが入って来た!」と、アサヒ君が持って来てくれました。 模様はオニヤンマによく似ていますが、ひとまわり小さいヤンマです。図鑑コーナーのトンボ図鑑で調べたら、コシボソヤンマのメスでした。 コシボソヤンマの幼虫は、谷川で育ちます。捕まえると反り方って死んだふりをして...
ふくろう先生2023年10月29日読了時間: 1分クロコノマチョウが羽化先月末にジュズダマの葉を食べていた幼虫が、10月上旬にサナギになっていたのを紹介しました。 3週間が過ぎ、サナギの様子を見に行ったら、羽化したばかりの成虫がいました。また、緑色のサナギも何個かあります。これから続々と羽化していくでしょう。 (2023.10.28)
ふくろう先生2023年10月19日読了時間: 1分サルナシ発見!ほしはらの森にサルナシが生えていました! シカの侵入防止柵を設置する作業で9月の台風で倒れたアカマツの大木を片付けていて、サルナシの果実に気づきました。 サルナシは、西日本では標高600mくらいの山地で見られるので、ほしはらに生えているのは珍しいと思います。...
ふくろう先生2023年10月5日読了時間: 1分タマゴタケほしはらの森では、秋になるとタマゴタケが生えてきます。赤いキノコは毒キノコが多いのですが、このキノコは食用の美味しいキノコです。 お彼岸を過ぎて涼しくなってくると、2センチほどの白いかたまりが地面にあらわれ、中から真っ赤なキノコが出てきます。成長したキノコは、カサが赤から黄...
ふくろう先生2023年9月23日読了時間: 1分クロコノマチョウの幼虫森の作業小屋の横にジュズダマという草が生えています。この草の細長い若葉の裏にいるクロコノマチョウの幼虫を見つけました。 5センチほどのみどり色の幼虫が、頭を下にして休んでいます、頭に2本のツノがあり、顔にもツノから続く黒い筋があります。後ろにいる顔が真っ黒な幼虫は、まだ幼い...
ふくろう先生2023年9月19日読了時間: 1分アオマダラタマムシ焚き火にするアオハダの枯木から、アオマダラタマムシが出て来ました。2センチほどであおみどり色、金属のようにピカピカと輝いています。 成虫は5月から8月に活動し、サクラの葉を食べます。そして、アオハダなどモチノキのなかまの枯木に産卵します。...
ふくろう先生2023年9月11日読了時間: 1分アカザ体験教室で御協力くださっている森谷の保井さんの田んぼ脇を流れる谷川で、アカザが取れました。ナマズに似た口髭がある5センチほどの赤煉瓦色の幼魚です。 稲刈を終えて、谷川に入って生きもの探しをした参加者のお父さんが捕まえてくれました。...
ふくろう先生2023年9月11日読了時間: 1分アカトンボ9月10日は、ほしはら山のがっこうの稲刈でした。 森谷の保井さんがお世話してくださった田んぼの杭に、ナツアカネがポツンと止まっていました。 以前は、アキアカネやナツアカネ、ミヤマアカネ、ヒメアカネなど、いろいろなアカトンボが稲穂の上を飛び回っていました。除草剤の影響か、最近...
ふくろう先生2023年9月3日読了時間: 1分クルマバッタいつまでたっても暑いけど、ほしはら山のがっこうも秋の生きものが出て来ています。校庭や裏庭、畑や休耕田など、草丈がいろいろな草地があり、それぞれに種類が違うバッタがいます。 クルマバッタは、草丈の低い草地が好きです。同じ場所には、見分けるのが難しいクルマバッタモドキもすんでい...
ふくろう先生2023年8月26日読了時間: 1分コスズメ校舎の灯りに誘われてやって来たコスズメが廊下の窓に止まっていました。背中に白い線があり、羽に何重にも線が走る、3センチほどの小ぶりなスズメ蛾です。 幼虫は、ブドウやヤブガラシ、マツヨイグサなどの葉を食べます。 (2023.8.27)
ふくろう先生2023年8月26日読了時間: 1分ミンミンゼミ校舎の灯りに誘われたのか、朝起きたらミンミンゼミの雄が壁に止まっていました。緑色が美しいセミです。 お盆が過ぎると山からミーンミーンと鳴き声が聞こえてきますが、姿を見せてくれることはなかなかありません。このセミは、鳴き終わると飛び立って移動するので、鳴き声を頼りに探しても見...
ふくろう先生2023年8月24日読了時間: 1分エゾゼミ7泊8日キャンプにエゾゼミの雄が飛んで来ました。灯りに誘われたようです。目が赤くて、胸にMマークがあるハンサム君です。 八幡神社の森からモーターが回るような鳴き声が聞こえていましたが、なかなか姿を見せてくれませんでした。...