NPO法人ほしはら山のがっこう団体紹介
設立年 2003(平成15)年5月
法人化 2012(平成24)年1月
所在地 広島県三次市上田町388旧上田小学校
連絡先 0824-69-2888
理 事 金末 忠則(理事長)
浦田 愛(副理事長・事務局)
今西 彰(副理事長)
面手 一義(副理事長)
宮本 和夫(副理事長)
檜谷 義彦
平田 克明
監 事 山下 岡信
顧 問 福永 要(川西自治連合会会長)
松浦 滋(有識者)
目 的
この法人は,自然豊かで昔からの暮らしが今なお残る「ふるさと」の教育力・癒しの力・居場所としての機能・自然と人との共生力・農的な暮らしの知恵や農村景観などを活かしたさまざまな活動を通して,これからのふるさとづくりと未来を担う人づくりを推進することをもって,持続可能な地域社会づくりに寄与することを目的とする。
<CANPAN団体情報>外部HP
設立趣旨
自然豊かで昔からの暮らしが今なお残るわたしたちの「ふるさと」は、過疎化・少子高齢化、農林業や伝統文化の担い手不足などの問題を数々抱え、コミュニティー機能の維持が不可能になってきています。耕作放棄地、荒れた森、廃校、廃屋、その末には廃村…という現象も水源地から順々に起こっています。
わたしたちは、ここで起きていることは、地球全体が抱えている環境問題や、「本当に豊かな暮らし・生き方」「これからの開発の在り方」を求める人々の姿とつながっていると考えます。
平成15年3月、わたしたちの「ふるさと」にあった三次市立上田小学校も時代の流れに逆らえず廃校となりました。小学校は地域の人々にとってふるさとのシンボル的な存在であり、またさまざまな意味で「つながり」の接点でもありました。「大切なものを失った」という逆境の中で、わたしたちは「ふるさと」が持つ教育力・癒しの力・居場所としての機能・自然と人の共生力・農的な暮らしの知恵や結の精神・農村景観などの「豊かな価値」について再認識させられました。また、その豊かさは人々の幸せ感につながっていることに気付きました。
そして、旧上田小学校(通称ほしはら山のがっこう)を拠点としたふるさと自然体験による交流事業や地域づくり活動を重ねる中で、都市住民・大学生などの若者・子どもたち・自然体験活動指導者・諸外国からの訪問者・アーティスト・農林業ボランティア・地域おこしボランティアなどとつながる機会を得ました。そのなかで農山村の持つ豊かな価値や資源そして課題を「ふるさと」とつながる人々とシェアし、共有・活性化または解決に向かえる仕組みを構築することが、これからの持続可能な地域社会づくりに貢献することができる一つの形であるという考えにいたりました。
さらに、このような活動を行うにあたって社会的な信用を得て活動を推進していくため、また今後の諸事業を遂行していく上で様々な契約の必要性が生じたため法人化が急務となりました。ただし、営利を目的とはしていないので会社法人の形式は似つかわしくありません。そこで、特定非営利活動法人ほしはら山のがっこうを設立することにいたしました。