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エゴの木にできる虫こぶ

執筆者の写真: ふくろう先生ふくろう先生

 エゴの花が散って丸い実がたくさんぶら下がっています。これとは別に、枝先に花が咲いているように見える虫こぶがあります。ネコの足の裏にそっくりなので、エゴのネコアシと呼ばれます。

 虫こぶの中ではアブラムシがどんどん増えていきます。夏になると虫こぶの先端が開いて、はねがある成虫が飛び出し、アシボソというイネのなかまの草に移動します。秋になると、再びエゴの木に戻って冬芽に卵を生みつけます。春になると新芽が伸び始め、幼虫が潜り込んで虫こぶを作ります。

(2021.7.17)



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