竹取合戦 (広島県「ひろしまの森づくり」補助事業申請中

【竹取合戦・参加者募集】

 

日程/2015年7月4日 & 5日

8時半集合 9時~16時頃 (部分参戦OK・定員なし) 

  • 集合、昼食場所 : ほしはら山のがっこう

  • 作業場所 : 巨樹えのきの森(車で移動)ほか

  • 参加費: ひとり1000円 幼児500円(昼食・おやつ材料費・保険料込)

  • 持ち物:飲み物、軍手、道具(持っていれば)、作業できる服装やタオル (焚き火で穴があかない、あいてもいい服装で来てください)

  • 貸出できるもの:ヘルメット・竹用のノコギリ

  • 燃料支給(チェーンソー・草刈り機用を準備してあります。 講習会を受けた方もしくは仕事などで日常的に使用されて いる方のみ)

参戦可能な方は、大まかな人数把握のため、メッセージで 氏名・住所・連絡先(携帯)・子どもは年齢をお願いします。当日飛び入り参加もOK。
※子どもも参戦OKにしています。 昨年は3歳の子も楽しく参戦していましたよ! 保護者は安全確保をお願いします。目を離さないでください。

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竹取合戦は、現在、巨樹えのきの森&十郎古民家周辺の森で行っています。「巨樹えのき」は、地元でつい先日まで、「このきなんのき」と呼ばれていました。竹林に埋もれ、根元まで竹が迫っていたので、「えのきを守ろう」と呼びかけ、2012年7月より「竹取合戦」がスタートしました。参戦者みなさんのおかげで、全体の姿を現し、広場もできました!そして広島県NO.4の大きさで推定樹齢200~250年ということが分かりました。つづいて、ここを元の里山に戻しながら、自然環境について学べる場所にしていくことを夢に、たくさんのボランティアの方々やひろしまの森づくりの補助金、山の持ち主さんや地元の有志の方々などの力を得て、「えのきの森づくり」がはじまりました。まだまだ竹取合戦&森づくりは続きますが、最近徐々に、木登りイベントやキャンプ・環境教育の場として、この森が活用されはじめています!

 

地元でも、2013年の春、花見イベント会場になり(花は咲かないけど(笑)。)、そして、2014.1月には、とんどの会場にもなり、親しまれる広場の木陰を作る樹としての役割を得て、のびやかに両手を伸ばしているようにも見えます。この榎の樹の周辺が荒れた竹林になっていくまでのストーリーには、人間と森との関わり方の変化が大きく関係しています。もともと、榎の樹は、木陰が大きく、人が休憩するのに向いていることから、一里塚に植えられることが多かったそうです(森林インストラクター豊原先生より)。この榎は、人によって植えられたものなのか野生なのかはわかりません。だけど、この樹が、200年以上の間、伐採されずに残ったのには、なにか理由があるのでしょうね。この榎のある段は、(今は日常的には使われていない)里道沿いにあって、榎から20メートルほどの場所には小さな寺もあったという昔話と、寺の松の枯れた跡があります。また、すぐ近くの竹林の中には、今も小さな荒神様の祠が祭られています。榎の周辺の里山林は、戦後、牧草地・たばこ畑として開発され、その後、高齢化や時代の変化による廃業を経て、竹林に姿を変えていったようです。竹取合戦のきっかけは、地元の方の「このきなんのき、と呼ばれる大木があるんじゃが、知っとるか。行ってみんか?」との声でした。「竹が根元まで生えてきとるが、この木がだめになるんじゃないか」と心配になったため、声をかけてくださったそうです。竹林は人が入れない程荒れていました。その後、榎の樹周辺の山の持ち主さんたちの理解をいただき、巨樹えのきの森づくりをスタートすることができました。この榎の樹の魅力は、言葉には変えられないものがあります~。この大樹に、人を惹きつけ、安らぎをもたらす力を感じる人は少なくないと思います。ぜひこの樹に会いに来てファンになってください!そして、ぜひぜひ、巨樹えのきの森づくりにご参加ください~。

 

 

お申込み/ほしはら山のがっこう

①氏名(子どもは年齢) ②住所 ③電話番号 ④参加できる日 ⑤宿泊希望について
メールアドレス hoshihara@twoone.net
電話 0824-69-2888

今年の七夕は、私にとってすごく思い出深い日となりました。金曜日の夜に上田町に着いた頃は雷と大雨で、不安な気持ちでいっぱいだったのですが、次の日には雨も上がり、朝から可愛い野ウサギやしっぽを振って歓迎してくれた犬に出会って、「七夕の竹取合戦」はスタートしました。

 

エノキの周りの竹を刈る作業では、パワフルなおじさんがたくさんいて、色々な道具を使って素早く竹を刈ってしまう姿が素敵でした。そして何でも段取りよくこなしてしまう姿もすごくかっこよくて…。

私は、1本の竹を刈るのにもすごく時間がかかり苦労していたのですが、おじさんがコツを教えてくれて、その通りに刈ると一瞬で竹を刈ることができたり、竹には綺麗な色のカエルがいたり、野いちごを発見したりと、楽しみながら作業することができました。しかし作業中はびっくりするくらい汗をかいて、手も筋肉痛になってしまったくらい使ったので、最後にエノキの周りに広がる明るい広場が出来ているのを見たときは、感動しました。竹を刈った後のエノキのまわりは、日が当たりとっても気持ち良さそうな広場になっていたので、そこでエノキに見守られながら、寝転がったり遊んだりしたらすごく楽しいだろうなと思いました。上田町にとって大事なエノキを守るために、たくさんの人が力を合わせて協力している、そんな場所って素敵です。

推定樹齢200~250年のえのき。ほしはら山のがっこうから、徒歩20分ほどのところにあります。

巻きついているカズラは、フユヅタ、テイカカズラ、フジです。フジによる樹の健康への影響が心配という声がありますが、現在は、えのきを締めつけていないということで、樹木医さんの指導を受けながら様子を見ています。木登りしやすい樹ですが、ツルや枝には枯れていものもあります。木登りの指導員と一緒に安全に活動しましょう。

2012竹取合戦参加者から寄せられた感想文です

 

自然と向き合うということ。

 

「パチッ、パチッ、ボンッ!!」

切り取った竹が大きな炎の中で燃えている音だ。真夏に差し掛かろうかという時期にも関わらず上田町の竹藪の中には涼しい風が吹き込み、凛とした澄んだ空気に包まれていた。作業で大汗をかいていたが、不快感は全くない。僕は大きく息を吸い込んで深呼吸しながら、少しずつ日の光が差し込み、その雄大な姿を現したエノキの巨樹を眺めていた。

「おーい!そっち倒れるぞー!!」

「はーい!」僕はその大きな声にはっとしてとっさに答えた。気を抜くことはできない。

なにせ頭上から自分の背丈の何倍もの高さの竹が倒れてくるのだから。ぼーっとしていると、笹の葉が僕の頭をあらあらしく撫でていった。

 

だが不思議と恐怖心はなかった。自分でも不思議なぐらい一緒に作業を行っている相手のことを信用していた。相手は初対面の相手だったが、受付で初めて会ったときにいかにも竹を切り取りに来ましたと言わんばかりの風貌に僕は知らず知らずのうちに心を掴まれていた。それは、作業が始まってすぐに理解したことだ。

「竹を切るときはこうじゃなくてこう!」

「春ごろにまた来てみんさい。甘いたけのこが食べれるけー。」

その荒々しくも真っすぐな口調と優しさから、僕はすっかりその人の魅力に引き込まれていた。その後の作業で出会った上田の人達も皆同じように僕に接してくれた、少しシャイだがとても優しく気のいい、職人のような方々ばかりだった。まさに田舎暮らしのプロだ。

 

そんな上田の人達との作業を通して、僕は上田の人達がいかに生活の中で自然と向き合い生活してきていたのかを肌で感じていた。竹を切らなければその成長のスピード、竹そのものの強さから小屋や家も貫いて大きく育っていく、それを防ぐために竹を切り燃やして灰にして肥料として再利用し、さらに竹を切ったところにはおいしい竹の子まで生えてくる。そうやって、この町の人達は自然の猛威と隣合わせで生きているが、同時に自然の恩恵を受け、豊かな生活を送っているのだ。

 

自然と真っ向から向き合い、自然と共に生きる。

 

そんな言葉がここにはぴったりだ。(K)

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