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執筆者の写真ふくろう先生

ジャコウアゲハ

 ジャコウアゲハはふわふわと優雅に飛びまわる10センチほどの黒いアゲハです。5月に見かけるのは、今年の春に幼虫から成虫になった2化目の個体です。

 ジャコウアゲハは、ウマノスズクサという蔓草を食べます。この草には毒があり、幼虫は毒を蓄えて成虫になります。鳥はジャコウアゲハを襲っても、吐き出して二度と襲わないそうです。

 成虫が優雅に飛ぶのも、鳥に襲われないのを知っているからでしょうか。

 幼虫やサナギがおもしろい形をしているので、コメントを見てください。

 写真の虫たちは、あいあいさんの家のまわりにいるのを、あいあいさんが撮影してくれました。

(2021.5.24)


閲覧数:49回2件のコメント

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2 commentaires


サナギは、独特の形をしています。和服の女性が逆さ吊りになっているように見えることから、怪談の番町皿屋敷に登場するお菊さんにちなんで、お菊虫と呼ぶことがあります。


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 幼虫は、黒地に白や赤のもようがあり、イボのような突起がからだ中にあります。  つつくと臭いにおいが出るツノを出すのは、ほかのアゲハと一緒です。

 写真の幼虫は、2回目の脱皮をしたばかりて、3匹そろって下向きになっています。


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