ふくろう先生11月17日読了時間: 1分森でアキサンショウウオを発見森づくり作業で、アムくんがひっくり返した朽木の下にアキサンショウウオがいました。 アキサンショウウオは来春の繁殖期に向けて、産卵場所の近くで冬越しをします。 (2024.11.17)
ふくろう先生11月2日読了時間: 1分ヤゴがいっぱい!昨年の冬、森の湿地に小さな池を作りました。すると、春にアキサンショウウオが産卵してくれました。 次の春にも産卵に来てくれるよう泥を掘り上げていたら、たくさんのヤゴ(トンボの幼虫)が出てきました。1番多いのはオニヤンマで、クロスジギンヤンマとオオルリボシヤンマ、オオシオカラ...
ふくろう先生10月23日読了時間: 1分ヒバカリ落ち葉で遊ぶ季節が近づいてきました。そこで、落ち葉集めが安全にできるように体育館の裏手にクリのイガを取り除きに行ったら、30センチほどのヘビに出会いました。ヒバカリです。観察しようと捕まえたら、明るい場所は苦手なので、手袋の中でまるまってくれました。...
ふくろう先生10月22日読了時間: 1分ツリフネソウ森に作った池のほとりにツリフネソウが咲いています。シカの食害で姿を見なくなった秋の花です。 シカ防御柵を設けたので、高宮町の株を移植してみました。4ヶ所に植えましたが、猛暑のせいか日当たりの良い場所は全滅して、半日陰の1ヶ所だけ活着してくれました。種ができているので、増え...
ふくろう先生10月9日読了時間: 1分オオスズメバチドングリが落ちる秋になっても、クヌギの樹液をなめているスズメバチを2〜3匹見かけます。今日は、樹液を出しているクヌギの根本て、寿命がつきたオオスズメバチを拾いました。 何年も続くミツバチと違い、スズメバチは新しい巣を作ります。秋になると新しい女王バチとオスバチを送り出し、...
hoshihara10月2日読了時間: 1分だれのトイレ?ほしはらの森のなかに、ため糞(ふん)場を見つけました。穴を掘って、糞をしてあります。不思議だなあと思って、センサーカメラを仕掛け、だれのトイレか観察することにしました。 ここ数日間にやってきたのは・・・。 いろんな生き物がトイレをのぞきにやってくるんですね!不思議がいっぱい...
ふくろう先生6月14日読了時間: 1分シロオビドクガ校舎玄関の灯りに面白い蛾がやって来ました。6センチほどのシロオビドクガのオスです。 ドクガのなかまですが、毒はありません。オスは、毒があるホタルガのマネをしているそうです。メスはひとまわり大きく、ハネの模様が複雑で、下のハネが黄色です。 幼虫は、イヌシデの葉を食べます。...
ふくろう先生6月7日読了時間: 1分オイワケキエダシャク校舎玄関の灯りに飛んで来た黄色い蛾で、はねを広げて4センチほどです。 幼虫は、コナラやカエデ、ヤマウルシ、ノイバラなどの葉を食べるシャクトリムシで、春と夏に成虫が現れます。 (2024.6.7)
ふくろう先生6月7日読了時間: 1分クロモジステージ広場でクロモジを発見。 里山に普通にはえている低木で、お茶席の爪楊枝として利用される香りが良い木です。 シカが食べてしまうのか、ほしはらの森では見つかっていませんでした。シカが入らないように柵をしたので、やっと新芽が伸びて目につくようになったのでしょう。...
ふくろう先生5月15日読了時間: 1分巨大なカミキリムシの幼虫薪にするアカメガシワの幹を割ると、6センチを超える巨大なカミキリムシの幼虫が出てきました。 ミヤマカミキリか、ウスバカミキリの幼虫です。ミヤマカミキリは、コナラなどブナ科やイチジクの害虫として知られています。ウスバカミキリは、さまざまな広葉樹や針葉樹の枯れかけた木で育ちます...
ふくろう先生5月8日読了時間: 1分子どものヒキガエル森の幼稚園にやって来た子どもが広場の丸太をひっくり返したら、5センチくらいのかわいいヒキガエルが隠れていました。3〜4歳くらいでしようか。 ヒキガエルの産卵場所は見つかっていませんが、毎年子どものヒキガエルが見つかります。 (2024.5.8)
ふくろう先生5月4日読了時間: 1分モモスズメ桜の木の根本近くの草むらに羽化して間もない8センチほどのスズメガを発見。下ばねが桃色のモモスズメです。 幼虫はサクラやウメなどバラ科をはじめ、いろいろな草木の葉を食べます。春と秋の年2回成虫になります。 今回は、昨年秋にサクラの葉を食べた幼虫が根本の土にもぐってサナギになり...
ふくろう先生5月1日読了時間: 1分ウンモンスズメ玄関に、緑色をした5センチほどの蛾が飛んできました。緑色のウンモンスズメです。 ウンモンスズメの成虫は5月から9月に活動し、サナギで越冬します。幼虫はケヤキやアキニレの葉を食べ、土の中にもぐってサナギで越冬します。 (2024.5.1)
ふくろう先生4月16日読了時間: 1分カクムネベニボタルブルーシートに1センチほどの赤い甲虫が飛んできました。胸が四角で、触覚がノコギリのような形をしているので、カクムネベニボタルのメスです。 赤い甲虫は、よく似ているベニボタル、ベニコメツキ、アカハネムシがいます。 ベニボタルは臭いにおいを出すので、鳥が食べません。そこで、ベニ...
ふくろう先生4月12日読了時間: 1分マツヘリカメムシ校舎に入り込んで越冬するカメムシのなかに後ろ足の腿が膨らむマツヘリカメムシがいました。体が細長く胸の横が突き出しているところが、丸くて茶色のクサギカメムシと違います。また、甘い青リンゴの匂いを足の付け根から出すのも違うところです。...
ふくろう先生4月10日読了時間: 1分エゾヨツメ子どもたちと森の中で遊んでいたら、足もとの枯葉のなかからエゾヨツメのメスが飛び出して来ました。はねを広げると9cmくらいあります。 エゾヨツメは、はねにひとつづつ黒い紋があり、後ろばねの黒い紋のなかに鮮やかな青色の部分があります。幼虫は、ドングリがなるぶな科の木の葉を食べま...
ふくろう先生3月28日読了時間: 1分越冬スズメバチほしはら生き物探検隊のユイカ隊員が、朽木に潜り込んでいるスズメバチを見つけました。キイロスズメバチだと思います。 越冬しているスズメバチは、みんな女王蜂です。この女王が数個の卵を産み育て、その娘たちが妹たちの世話をします。そして、秋には数百〜2,000匹の大家族になるのです...
ふくろう先生3月10日読了時間: 1分アキサンショウウオが産卵森づくりカフェにやってきた子どもたちとアカガエルの卵塊(らんかい、卵のかたまり)を観察し、水路に戻す際にサンショウウオの卵嚢(らんのう、卵が入っているふくろ)を見つけました。卵嚢は11対もあり、オスの親(成体と呼びます)も2匹見つけました。...
ふくろう先生2月14日読了時間: 1分ヒラタケか?森に生えているアラカシの樹皮をシカが傷つけるため、材木部分が見えている木があります。そこに平たいキノコが重なってニョキニョキと生えています。匂いは、シイタケのような良い感じです。 図鑑で調べたら、ヒラタケのようです。寒い時期に生えるので寒茸(カンタケ)とも呼ばれ、食用になり...